多様性と人権の取組み
一級建築士、不動産鑑定士、技師(エンジニア)、弁護士、公認会計士、税理士など様々なバックグラウンドをもつ従業員が、生き生きと働くことができる環境を目指しています。多様性を積極的に活かした事業を行うことで他社との差別化を図ることができ、ひいては当社の持続的成長につながると考えています。
女性キャリア開発の仕組みの整備
当社は、総合職・一般職といった区分を設けず、職系はひとつとしています。社員それぞれの能力・適性・個性に合わせた仕事を基本とし、一人ひとりが生き生きと能力を最大限に発揮することにより、結果として少ない人員で付加価値の高い事業を営むことを目指しています。このためには、男性・女性を問わない機会の提供や登用が不可欠であり、特に女性のキャリア開発に向けた取り組みを強化しています。
女性が生き生きと働くことができる環境を整備するため、女性の視点から見た提言、調査研究、企画推進を行う組織として女性活躍推進プロジェクトを立ち上げました。
およそ2ヶ月に1度のペースで開催し、各回のテーマに沿って議論します。プロジェクトメンバーは不動産部門・企画管理部門を問わず、ランダムに選出しています。ローテーションでメンバーを交代させていくことで、それぞれが自分のキャリア開発について考える機会を提供していきます。
女性活躍推進プロジェクト テーマ
● 女性管理職を育成するための研修制度
● セクシュアルハラスメントを防止するために
● ワークライフバランス制度の改善に向けた提言 など

人事総務部
早川 美穂
女性活躍推進プロジェクトに参加
女性活躍推進プロジェクトのディスカッションに参加しています。テーマは次世代育成支援制度や教育・研修制度など人事と密接に関連する事項が多いので、時には人事総務部の立場にたって意見を述べたりします。
日本では少子高齢化に伴い、働き手となる労働人口が減少しています。今後、社会や経済の活力を維持し続けるためにも女性の積極的登用が不可欠だと思います。また、女性が仕事と育児を両立するためには男性の協力も必要です。
当社では仕事をしながら子育てをできるサポート体制が充実しています。実際にそういった制度を利用する方も増えています。私が所属する人事総務部には、4歳のお子さんがいらっしゃる方や育児休業中の方がいらっしゃいます。
一人ひとりにあった仕事と生活の調和(ワークライフバランス)が尊重できればと感じ、これからもプロジェクトメンバーとして頑張っていきたいと思います。
多様な人材の雇用
当社従業員構成は、男性では50代のウェイトが特に高くなっていました。これを是正するため、積極的に新卒社員を採用しています。2010年度採用では、不動産部門に文系四大卒の方を2名採用しました。このような取組みの結果、2年前と比べ、従業員構成バランスは改善されつつあります。今後も若手の登用に力を入れていきます。
他方女性に着目すると、20代、30代の女性従業員の比率が高くなっています。こうした女性従業員を惹きつけ、長く働いていただくためにも次世代育成支援施策を充実させ、結婚・出産・育児といったライフイベントを支援していきます。
あわせて、一級建築士、不動産鑑定士、弁護士、公認会計士、税理士といった専門知識をもったプロフェッショナルの登用にも力を入れていきます。
障がい者雇用

障がいのある方が働きやすい職場作りを目指し、2008年5月、「ヒューリック杉並オフィス」を開設しました。現在杉並オフィスでは障がいのある従業員3名、指導育成経験を有する指導スタッフ、管理責任者が勤務しており、ダイレクトメールの発送などの業務を行っています。
外部業者に委託する場合、ある程度まとまった単位で依頼しなければならないため効率が悪くなっていましたが、杉並オフィスでは細かい単位での対応ができ、集中した在庫管理・発送ができるというメリットがあります。月1度のペースで人事総務部と定例ミーティングをするなど本社との一体運営を実践しています。
こうした取組みが評価され、「東京都障害者雇用優良企業」として登録されました。 この登録を弾みとして、今後とも障がいのある方々が働くことを通じて生きがいを感じられるような職場の整備につとめていきます。

高齢者再雇用制度
当社では、改正高年齢者雇用安定法に基づき、継続雇用制度を導入しています。2010年に再雇用制度を見直し、再雇用者にとってより働きやすい環境を整備しました。この制度改正により、再雇用者にも時差出勤や半日休暇等の制度を導入しました。常勤の再雇用者は、ほぼ現役社員並みの休暇・欠勤制度を利用できます。豊富な知識、経験を持った従業員と若い従業員との間で世代をこえた対話により、様々な知識・ノウハウの継承が行われています。
研修制度の充実
従業員一人ひとりの成長こそがヒューリックの持続的成長の本質です。 一連の組織再編に伴い、従来の教育研修制度を抜本的に見直しました。社員の能力・意欲に応じて多様な教育研修プログラムを設定しました。

- 不動産部門内人材育成プログラム
- プロジェクトレビュー、テーマ別プロジェクトにより、企画・立案プレゼンテーション能力を育成
- 資格取得支援制度
- 不動産鑑定士、建築士、技術士、宅地建物取引主任者、土地建物家屋士などの資格取得を支援し、登録料、更新料、講習費を原則会社が全額負担
- 大学院等への派遣
- 社会人向け大学院等の派遣(将来的に、企業等への出向派遣を検討)
- 海外視察制度
- 海外の優れた環境配慮建築視察など、年間2組以上派遣、帰国後レポート提出、報告会
- 財務会計基礎力強化プログラム
- 社内での財務会計研修のほか、決算書の見方などの社外研修を実施
- 新入社員研修
- 3年間のプログラムで必要なビジネススキルを身につける。また入社後7年を教育は教育配置期間とし、不動産部門内ローテーションにより事業全体を経験。
- 英会話教室
- 業前時間に本社会議室で英会話教室を開催。優秀者はヒューリックアウォード(社内表彰制度)を受賞
- 読書の奨励、懸賞論文
- 毎月、社長から「今月の推薦図書」を提示。年1回懸賞論文を募集
社内コミュニケーション
ヒューリック単体で100人強という少数精鋭体制を維持しているため、従業員同士の距離、そして経営トップと現場担当者の距離が近いという特徴があります。 全社的な動きは、毎月社長から発信される「社長メッセージ」を通じ、全従業員へ伝達されます。これによって、他部署が今何をしているのかを把握することができ、部の壁を越えた横のコミュニケーションが図られています。縦のコミュニケーションを促進する方法として、「社長アンケート」があります。この社長アンケートは、従業員が社長に直接意見することができる貴重な機会です。
<社長アンケート概要>
| 実施頻度 | 年2回 |
|---|---|
| 実施方法 | 所定の用紙に経営に対する意見を記載し、ポストに投函(匿名も可)。これを社長が回収し、従業員から寄せられた意見に社長からのコメントを付して社内イントラネットで配信 |
| 従業員からの要望を実現した事例 | 独身寮・駐輪代補助など福利厚生施設の充実 ビジネススキル研修による自己啓発支援 社内文書の電子化 緑ある職場環境のため、観葉植物を購入 |


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