循環型社会

循環型社会の実現に向け、テナントの皆さまやビル管理会社と協力し、廃棄物や水の使用量の削減に積極的に取り組んでいます。ビルの建替の際には、廃棄物を大幅に削減できる長寿命化ビル設計の採用などを行い、ライフサイクルを通じて「リデュース・リユース・リサイクル」の3Rを推進し、資源を有効活用することで環境負荷の低減に努めています。

保有ビル及び建替における省資源と廃棄物の削減

テナントの皆さま、ビル管理会社と協力し、廃棄物削減・水使用量削減に取り組んでいます。
多くのビルで雨水を利用したトイレや各種節水システムを導入しており、既存の保有ビルにおいても順次節水型の洗浄便器、手洗い器を標準化しています。

保有ビルでの廃棄物排出量・水使用量

循環型社会の実現に向けた地道な取り組みの結果、廃棄物排出量に関しては12%削減、水使用量は25%削減致しました。(延床平米換算での削減率、2013〜2016年の4年間と2005〜2007年の平均値を比較)

※「」がついている項目は一部数値を過年度修正しています。詳細については、重点課題への取り組み~目標と実績~下部の注釈をご参照ください。

3Rの推進

リデュースの取り組み

資源を大切にするため、100年以上の長きにわたって使用できる建物を標準仕様にする(※)など、建替時に発生する廃棄物やCO2排出量を抑制する工夫をしており、環境面におけるメリットを実現しました。また、ザ・ゲートホテル雷門by Hulic(ヒューリックホテルマネジメント)では、レストランで出る生ゴミをバイオ処理し、ゴミの量を低減しています。

100年の長寿命ビル仕様にした場合、従来の40年毎に建て替えるケース(基準案)と比較して、建替工事等に伴う廃棄物、資源投入量を50%以上削減することができます。なお、2014年度に竣工・着工した全ての建替物件に長寿命化設計を取り入れています。

リンクページ:ビルの長寿命化

リユースの取り組み

社員の意見から発足した古本の寄付活動は、グループ各社の社員から不要となった本を集め、外部の古本取扱い会社を通じ、その売却額を、アジアの子供たちの教育・文化支援を行う「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会」に寄付する取り組みです。これにより廃棄物の削減だけでなく、貧困解決への支援にもつながります。

リサイクルの取り組み

日常のオフィス業務を通じたリサイクルへの取り組みとして、使用済み用紙、使用済みプリンタートナーのリサイクルを行っています。今後もこの活動に取り組み循環型社会の実現に貢献していきます。

使用済み用紙リサイクル量推移(※)

(単位:kg)

年度 2014年 2015年 2016年 2017年
リサイクル量 8,520 8,180 9,400 11,365

対象範囲はヒューリック本社ビルとしています。

汚染の防止

当社は、事業による環境汚染を最小化することが循環型社会の実現に不可欠と考えており、汚染物質の排出を可能な限り低減する施工方法の採用に努めている他、フロンやPCBといった汚染物質の排出抑制にも設計会社・施工会社の協力のもと取り組んでいます。
また、過去の建替事業において発生したSOx・NOx・VOC・有害廃棄物のデータを集計し、その発生量を把握しております。

過去3年間のSOx・NOx・VOCの排出量

  2015年 2016年 2017年
SOx排出量(kg) 8 62 42
NOx排出量(kg) 1,106 418 281
VOC排出量(kg) - - 51

集計対象は各年に竣工した建替物件で、データの収集を行っていた物件に限る。

TOPICS

「第21回環境コミュニケーション大賞」 優良賞受賞

当社の環境経営の向上に向けた取り組みや2030年に向けたCO2排出量削減計画等が評価され、「CSR REPORT 2017」が環境省及び一般財団法人地球・人間環境フォーラム主催の「第21回環境コミュニケーション大賞」環境報告書部門において優良賞を受賞いたしました。

保有ビルにおける水の有効利用

保有ビルにおける水の使用量を削減するために、既存の保有ビルの水回りに設置されている蛇口に節水コマを取り付ける取り組みを行っています。節水コマを取り付けることにより、蛇口あたり約4割の節水が可能になります。その他、既存の保有ビルに順次節水型の洗浄便器・手洗い器を標準化しています。

水リサイクルに向けた取り組み

水の使用量の削減に留まらず、保有ビルにおいて水のリサイクルを行っています。2014年に竣工したヒューリック世田谷では散水・トイレの洗浄水への雨水の再利用を行い、限りある水資源の有効活用に努めています。

ヒューリック世田谷 雨水再利用装置

施工

PC工法の採用

事業主の立場から、建築時に廃棄物を大幅に削減できるPC工法(※)を採用しています。この工法は工期の短縮だけでなく、工事中の周辺環境への影響を最小限に抑え、長寿命化の観点からも評価されています。近年では、ヒューリックレジデンス調布柴崎でPC工法を採用しました。

PC工法(プレキャスト・コンクリート)工法:工場で一貫した品質管理のもとに製造された壁式プレキャストパネルを工事現場に搬入して組み立てる工法

PC工法の効果

建替における地下部分躯体の一部再利用

建替工事では、解体に伴って発生するコンクリートガラなどの廃棄物を削減するため、既存建物の地下部分の躯体を、新築建物の山留め壁として再利用し、その内側に新たな地下躯体を設けるなどの工夫を行っています。もちろん、既存建物の躯体を再利用する場合には十分な検査を行い、強度を確認します。
周辺への影響をふまえて物件ごとに検討した結果、この手法を以下の案件で導入しました。

リンクページ:長寿命化ガイドライン

再利用実績

  • ヒューリック銀座数寄屋橋ビル
  • ヒューリック本社ビル
  • 御茶ノ水ソラシティ
  • ヒューリック新宿ビル
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