環境会計
事業活動における環境保全のためのコストと、その活動による効果を把握し、効率的かつ効果的な環境保全を推進するために、2011年から環境会計を導入し、開示しています。
当社は脱炭素社会と循環型社会の実現に向けた環境配慮経営の推進を環境長期ビジョンに掲げています。環境への取り組みを効率的かつ効果的に推進するために、事業活動における環境保全のためのコストとその活動により得られた効果を定量的に測定し、情報開示していくことに努めています。
2020年度の環境会計
対象期間 | 2020年1月1日~2020年12月31日 |
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対象範囲 | ヒューリック(株)の156物件 |
集計方法 | 「環境会計ガイドライン2005年版(環境省)」を参考に集計しています。 |
算定基準 | 「投資額」は減価償却資産への投資額のうち、環境保全を目的とした支出額を計上しました。 「費用額」は、当社の費用のうち、環境保全を目的とした発生額を計上しました。なお、費用額には減価償却費を含んでいません。 |
単位:千円
環境保全コスト | 主な取り組みの内容(2020年度) | |||
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分類 | 投資額 | 費用額 | ||
(1)事業エリア内コスト | 3,973,502 | 13,114 | ||
内訳 | (1)-1 公害防止コスト | 0 | 0 | ※1 |
(1)-2 地球環境保全コスト | 3,973,502 | 11,535 | ビルの建替えに伴う省エネ設計 保有ビルの省エネ改修 再エネ設備コスト |
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(1)-3 資源循環コスト | 0 | 1,580 | 書類の再生紙へのリサイクル | |
(2)上・下流コスト | 0 | 286 | トナーカートリッジのリサイクル費用 | |
(3)管理活動コスト | 0 | 26,632 | 植栽管理費用 各種レポートの作成費用 環境広告の掲載 |
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(4)研究開発コスト | 0 | 13,658 | 省エネシステムの開発 | |
(5)社会活動コスト | 0 | 1,000 | 里山の保全活動等 | |
(6)環境損傷対応コスト | 0 | 0 | ||
合計 | 3,973,502 | 54,691 |
- ※1 法令に基づき適切な排水処理、排ガス測定等を行っていますが、コストの算出は行っていません。
環境保全効果 (効果の内容) |
環境負荷指標 | |||
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当年度 (2020年度) |
前年度 (2019年度) |
前年度比 (当年度-前年度) |
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総エネルギー使用原単位(Scope 1、2) (GJ/m2) |
1.6 | 1.6 | 0.0 | |
CO2排出原単位(Scope 1、2) (kg-CO2/m2) |
70.6 | 72.1 | -1.5 | |
水使用量の床面積原単位 (m3/m2) |
0.6 | 0.6 | 0.0 | |
廃棄物排出量の床面積原単位 (kg/m2) |
10.1 | 9.5 | 0.6 | |
太陽光発電量(kWh) | 3,258,582 | 3,033,813 | 224,769 |
- ※床面積原単位の計算において入居率は考慮していません。
- ※単位発熱量とCO2の排出係数は、省エネ法及び温対法に規定されている値を使用しています。
- ※各項目の床面積原単位対象物件数は以下の通りです。
- 総エネルギー使用量、CO2排出量:2019年164物件、2020年156物件
- 水使用量:2019年59物件、2020年55物件
- 廃棄物排出量:ヒューリック本社ビルのみ対象