パネリスト紹介

隈 研吾
建築家・東京大学教授

隅 修三
東京海上日動火災保険株式会社 相談役
1947年山口県生まれ。1970年早稲田大学理工学部卒業、東京海上火災保険(現・東京海上日動火災保険)入社。
1995年本店営業第七部長、1998年企業商品業務部長、2000年取締役ロンドン首席駐在員、2002年常務取締役、2005年専務取締役、2007年取締役社長。
2009年東京海上ホールディングス社長、2013年より会長に就任。現在は東京海上日動火災保険相談役。

亀井 忠夫
株式会社日建設計 代表取締役社長
1955年兵庫県生まれ。1978年ペンシルバニア大学芸術学部大学院建築学科修了、HOKニューヨーク事務所勤務の後、1981年早稲田大学大学院修士課程修了後、日建設計に入社。2015年代表取締役同社社長に就任。
建築家として、大規模プロジェクトを中心に担当してきた。これまで手掛けてきたプロジェクトは、クイーンズスクエア横浜、さいたまスーパーアリーナ、東京駅八重洲口開発グランルーフ、東京スカイツリー、YKK80ビルなど多数。
一級建築士、日本建築学会会員。

宮下 正裕
株式会社竹中工務店 取締役会長
1946年長野県生まれ。1971年東京大学工学部都市工学科を卒業後、竹中工務店に入社。開発計画本部にて主に都市の再開発事業を手がける。
2003年取締役、2007年常務取締役、2010年専務執行役員、2012年取締役執行役員副社長を経て、2013年より執行役員社長に就任。2019年より取締役会長。
一般社団法人日本建設業連合会副会長を務める。
コーディネーター紹介

福島 敦子
ジャーナリスト
津田塾大学学芸学部卒。中部日本放送を経て1988年に独立。
NHK、TBSなどで報道番組のキャスターを担当。テレビ東京の経済番組や週刊誌「サンデー毎日」での連載対談をはじめ、日本経済新聞、経済誌など、これまでに700人を超える経営者を取材。経営をはじめ、環境、コミュニケーション、ダイバーシティ、女性の活躍、農業・食などをテーマとした講演やフォーラムでも活躍。
上場企業の社外取締役や経営アドバイザーを務める一方、文部科学省や農林水産省の有識者会議委員など公職も務めている。
1954年神奈川県生まれ。東京大学建築学科大学院修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。現在、東京大学教授。
1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。