Hulic

第5回
ヒューリック
学生アイデアコンペ

ANNOUNCEMENT OF THE RESULTS
結果発表

第5回審査結果発表

「THE 表参道」をテーマに開催された第5回ヒューリック学生アイデアコンペは、2017年10月15日にヒューリック本社にて公開2次審査を実施し、プレゼンテーションと質疑応答、審査委員の議論を経て、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、佳作6作品が決定しました。(応募総数点188)

最優秀

hlc-243

受賞者

  • 登録番号:hlc243
  • 作品名:Re: こどもの城
  • 氏名:上月 匠 / 菊澤拓馬
  • 学校名:東京大学大学院 工学研究科建築学専攻

優秀

hlc-200

受賞者

  • 登録番号:hlc200
  • 作品名:欅が奏でる三重奏 ~欅会・観光客・市民が築く表参道の風景~
  • 氏名:石井康平 / 大杉亮介
  • 学校名:千葉大学 工学部建築学科
hlc-260

受賞者

  • 登録番号:hlc260
  • 作品名:表参道のcafe
  • 氏名:川合 豊 / 嶋田緒音 / 岸田和也 / 小池翔太
  • 学校名:千葉工業大学大学院 工学研究科建築都市環境学専攻
hlc-298

受賞者

  • 登録番号:hlc298
  • 作品名:OMOTE SANDO VALLEY
  • 氏名:山下朋文 / 田中翔太
  • 学校名:京都工芸繊維大学大学院 建築学専攻

佳作

hlc-104
  • 登録番号:hlc104
  • 作品名:裏ノ裏参道ビル
  • 氏名:平野巧也 / ホラ ラトゥル / ユウ イチラク
  • 学校名:東京理科大学大学院 工学研究科建築学専攻
hlc-126
  • 登録番号:hlc126
  • 作品名:オモテサンドウ シメス
  • 氏名:邊見友理 / 池野雄貴
  • 学校名:法政大学大学院 デザイン工学研究科建築学専攻
hlc-155
  • 登録番号:hlc155
  • 作品名:LEVITATED MASS
  • 氏名:月岡 平
  • 学校名:カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院 建築学科
hlc-193
  • 登録番号:hlc193
  • 作品名:表参道のコラージュ -都市を包むMembrane-
  • 氏名:大村正一 / 阿曽弘佳 / 谷口翔太 / 小川直人 / 湯田裕大
  • 学校名:工学院大学 建築学専攻
hlc-207
  • 登録番号:hlc207
  • 作品名:ヘイセイジングウ
  • 氏名:櫻本敦士 / 仲間 剣 / 廣川大樹 / 友定駿平
  • 学校名:工学院大学 建築学部建築デザイン学科
hlc-293
  • 登録番号:hlc293
  • 作品名:虚の表徴
  • 氏名:國友拓郎 / 武谷 創 / 二島冬太
  • 学校名:九州大学大学院 芸術工学府

審査員コメント

今回の課題は、学生にとってある意味、日本の中でも一番魅力的な敷地だったと思います。学生たちが遊びたい、一番おしゃれだと思う気持ちをどういう風に建築に翻訳するかということがテーマだったわけですが、その作業は、実は意外に難しいのです。魅力を感じる敷地ほど、自分を客観的に見れなくなるという危険があるのです。そんな場合に重要なのは、社会のニーズ、社会の『気持ち』を理解することです。今回も “自分が楽しい”という発想を超えることができた案、すなわち “今の社会が何を求めているか”ということに気づいた案が最終的には残ったと思います。
「Re:こどもの城」はただ“ファッション”や“消費”というのを超えたなにか社会的な価値、そういうものを“子供”というものの中に見出して、それを見事に建築に翻訳した案だったと思います。子供は未来を暗示してくれる力も持っていて、気持ちが明るくなりました。そういう意味では“環境”も今の社会の大きな要請です。それぞれ皆さん環境に対する配慮もしてあったのですが、応募者の単に環境に対して考えているというだけではなくて、それ以上のポジティブなメッセージが必要です。気持ちが明るくなり、未来が透き通って見えるようなメッセージがコンペには必要です。

隈 研吾

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