HULIC×ストーリー

物件概要

物件詳細・アクセス
用途 オフィスビル
住所 東京都新宿区新宿3-25-1
アクセス 東京メトロ丸ノ内線ほか 新宿駅より 徒歩 1分
規模 地上10階、地下3階
敷地面積 約1,017m2
延床面積 約9,780m2
竣工 2014年10月

ヒューリックの建替事業について

旧富士銀行(現:みずほ銀行)の店舗ビルの管理事業から出発したヒューリックは、現在も数多くの銀行店舗を保有しています。その中で、築年数の古く、容積未消化の物件を順次建替え、かつて銀行店舗だけだったビルも「銀行」+「商業ビル」、「銀行」+「賃貸住宅」など複合化し、最新技術を取り入れた高機能なビルにすることで、周辺エリアにおける競争力強化と収益力の向上を図っています。

プロジェクトの経緯

「旧ヒューリック新宿ビル」も、この建替え計画の対象として早くから建替えの検討がなされてきましたが、既存テナントの仮店舗としてふさわしい路面店舗を開設できる移転先が見つからず、一時は、大規模改修によるバリューアップの検討も行われていました。
しかし、急遽移転先が決定したため、建替えプロジェクトが本格的に始まったのです。

物件の特徴

ヒューリック新宿ビルは、当社のフラッグシップビルとしてふさわしい洗練された品格あるデザインを目指しました。季節や時刻によって光を捉え、変化を見せる外装となっており、新宿の街の活気と華やかさを象徴するランドマークとなるよう設計いたしました。
また、銀行店舗の多くは1Fにありますが、このヒューリック新宿ビルでは、ATMのみを1階に残し、銀行店舗は地下及び上層階となっています。そして、人通りの多い新宿通り沿いの低層部(1階~4階)には、商業テナントを誘致しました。フロアは開放的で透明感のあるデザインとし、にぎわいを創出するものとしました。夜には、縦ルーバーに仕込まれたLED 照明がアルミパネルや縦ルーバー自体をやわらかな間接光で照らすことにより、新宿の夜の街の景観を演出し、上品な輝きを放ちます。

防災面では、免震層を3階床下に設置する「まちなか中間層免震」を採用し、BCP対策として72時間の運用が可能な非常用発電機を設置。3日分の水源の確保、防災備蓄倉庫スペースの確保など、災害時の対応に備えました。
また、当社は世界最高峰の米国の理系大学であるマサチューセッツ工科大学(MIT)と共同研究を行い、不動産業界における最先端の環境技術開発に取り組みました。ヒューリック新宿ビルでは、MITと共同開発した機械空調に頼らない「自然換気システム」や、やさしい自然光を室内に取り込む「自然採光ルーバー」などの新技術を導入しています。こうした将来を見据えた機能強化のための取り組みが評価され、2015年10月、日本政策投資銀行より「DBJ Green Building認証制度」の最高ランクである「5つ星」の認証を受けています。

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