リスクと影響を特定・評価する仕組み

環境に関する事項(含む自然関連事項)を所管するサステナビリティ部が、社内の関係部署とグループ会社の協力を仰ぎながら、リスクの特定を主導し、影響の把握を行い、サステナビリティ委員会へ報告・提言を行います。そして、サステナビリティ委員会は報告・提言されたリスクについて審議を行い、評価を実施します。高リスク事象が特定された場合は、必要に応じて取締役会に報告されます。取締役会は、環境に関する事項(含む自然関連事項)のリスク状況についてサステナビリティ委員会より報告を受け、課題への取り組みや設定した目標を監督します。

リスク管理体制と各機関の役割について

環境に関する事項のリスク管理については、各機関が以下の役割を担い、リスク管理体制を構築しています。

機関・組織 機能・役割課題
取締役会
  • サステナビリティ委員会とリスク管理委員会から環境に関するリスク管理の状況と対応について報告を受け、監督
サステナビリティ委員会
  • 環境に関する事項の影響と対応について審議を行い、リスクを評価
  • 特定したリスクの最小化に向けた方針・戦略の策定、計画・予算・目標等への反映など、適応していくための審議・調整
  • 定期的に、また必要に応じて取締役会に報告
リスク管理委員会
  • 全社的なリスク管理の観点から適切な対応を決定し、取締役会に報告
サステナビリティ部
(環境に関する事項を所管する部)
  • 環境に関する事項の影響を特定・評価するプロセス、特定した影響を管理する仕組み、組織全体のリスク管理の中に統合する仕組みを含め、環境に関する企画・立案、管理
  • 全社的な環境に関する事項への対応を推進
  • サステナビリティ委員会、リスク管理委員会へ報告・提言
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