再生可能エネルギーの有効活用

再生可能エネルギー活用の取り組み

当社は、3Kビジネスの一つとして環境ビジネスを推進しており、再生可能エネルギー設備投資件数として、各年3件以上を目標に掲げています。2019年度の実績は、4件でした。

太陽光発電システム

ビルの屋上に太陽光発電パネルを設置し、太陽光発電によるCO2排出量削減に取り組んでいます。2019年竣工物件では、渋谷 パルコ・ヒューリックビル(発電能力10kW)、ホスピタルメント文京弥生(同 3.36kW)、トラストガーデン荻窪(同 5.3kW)、チャームプレミア山手町(同 3.12kW)に太陽光発電パネルを設置しました。

トラストガーデン荻窪の屋上に設置された
太陽光発電パネル

発電量の多い物件と発電量の例
(2019年実績)

  • ヒューリック本社ビル11,008kWh/年
  • ヒューリックレジデンス西大井28,758kWh/年
  • ヒューリック志村坂上11,650kWh/年
  • ヒューリック大阪ビル9,438kWh/年
  • サニーライフ船橋8,162kWh/年
  • ヒューリック麹町ビル6,412kWh/年
  • ヒューリック八王子ビル6,008kWh/年
  • ヒューリック府中5,765kWh/年
  • ヒューリックレジデンス新宿戸山4,913kWh/年
  • ヒューリック浅草橋ビル4,899kWh/年

太陽熱集熱パネルの設置

ホテルや集合住宅等、給湯を多く使う建物で太陽熱集熱パネルを利用した太陽熱給湯システムを採用しています。この給湯システムでつくられたお湯は、共同住宅、寄宿舎、厨房等に給湯しています。
ヒューリックスクエア東京では、ザ・ゲートホテル東京の給湯の補助熱源として太陽熱集熱パネルを屋上に設置し、CO2排出量の削減に貢献しています。

屋上の太陽熱集熱パネル
(ヒューリックスクエア東京)

壁面への太陽光発電パネルの設置

ヒューリック荻窪ビルでは、南側が大通りに面して開け、日照条件が整っている好立地を活かし、ガラスとガラスの間に薄い太陽光発電モジュールをはさみこんだ建材一体型の太陽光発電パネルをファサード(建物の正面)に使用しました。3.5kWのシステムを採用し、年間約3,500kWh発電しています。

建材一体型の太陽光発電パネル
(ヒューリック荻窪ビル)

風力発電システム

ヒューリックレジデンス草加ではハイブリッド型発電機を設置しました。この発電機も風力(発電開始風速1.2m/sec)と太陽光で発電し、この電力は街灯に供給され、夜間、東側川沿いの道路を照らして周辺地域に貢献しています。

メガソーラー事業

環境問題が深刻化する中、当社は環境経営への取り組みを強化し、社会的要請に応えるべく、2014年11月に福島県双葉郡広野町において固定価格買取制度(FIT)を適用したメガソーラー施設(大規模太陽光発電所)を取得しました。2015年は茨城県笠間市大古山町、2016年には千葉県山武郡横芝光町と拡大しました。これらの発電所の運用で培ったノウハウを活かし、2020年からFIT制度を適用せずに事業性を確保した太陽光発電所の開発に着手しました。

メガソーラー事業の効果

効果1:再生可能エネルギーの利用によるヒューリック版オフサイトZEBへの取り組み

2020年から開発に着手したFIT制度を適用しない太陽光発電所で発電した電力を、特定規模電気事業者を介して売買を行い、本社ビルで使用する仕組みにより、間接的に使用エネルギー概ねゼロ化(ZEB化)を目指す取り組みを実施しています。

ヒューリック本社ビルは自然採光・自然換気などの省エネ技術を導入した省エネ性能が高いビルのため、一般的なビルのエネルギー使用量に対して、約40%エネルギー使用量を削減することができています。残り約60%の必要エネルギーについては、再生可能エネルギーを活用することによりヒューリック版オフサイトZEBが実現されます。

効果2:売電収入、メンテナンス事業のノウハウ獲得

本事業は、20年間のメンテナンス費用等がセットとなっており、グループ会社であるヒューリックビルマネジメントにおいて、事業での売電収入を得るほか、付帯ビジネスとしてのメンテナンス事業の知識・ノウハウを獲得し、新規事業として取り組んでいます。

[売電事業イメージ]

効果3:福島県におけるソーラー事業による復興支援

東日本大震災後の福島県での発電所の所有・運営により、土地を有効活用し、地域経済に貢献することや、工事やメンテナンスに係る業務を地元企業に委託することで雇用を創出する、といった復興支援へも積極的に取り組んでいます。この発電所の開発工事は、地元の土木・建設会社に協力していただき、設備の運営につきましても、地元雇用を行い、持続的・長期的な地元経済の活性化につながることを目標としています。

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