基本的な考え方
当社は、社会的課題の解決に努め、社会全体の持続的な発展に貢献します。また、従業員一人ひとりが行う社会貢献活動を積極的に支援していきます。
従業員の社会貢献
マッチングギフト制度
2008年6月にマッチングギフト制度を導入し、「ヒューリックふれあい基金」を創設しました。これは参加を希望する従業員の給与から毎月100円(役員は300円)を天引きし、当社の社会貢献活動方針の中心分野である「地球環境保護」・「地域社会との共生」・「社会的要請への対応」に関する活動を行っている団体の中から全従業員が多数決で選んだ団体に、当社が基金と同額の寄付金を上乗せして寄付するという制度です。現在、当社グループ会社9社で取り組んでいます。「関心はあるが現実的に一歩踏み出せない」という従業員のために社会貢献の機会を提供しています。
第15回(2023年)一般社団法人 日本ケアラー連盟
2023年は、総額200万円を「一般社団法人 日本ケアラー連盟」に寄付しました。ケアラー(家族等無償の介護者)、ケアラーを気遣う人、ケアラーの抱える問題を社会的に解決することを目的としている団体です。
これまでの寄付先
年度 | 回 | 寄付先名称 | 寄付金額総額(円) |
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2009 | 1 | WWFジャパン | 800,000 |
2010 | 2 | 介護者サポートネットワークセンター・アラジン | 620,000 |
2011 | 3 | NGO世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド ジャポン) | 620,000 |
2012 | 4 | NGO国境なき子どもたち | 800,000 |
2013 | 5 | 認定NPO法人フローレンス | 1,000,000 |
2014 | 6 | 認定NPO法人キッズドア | 1,200,000 |
2015 | 7 | 公益社団法人Civic Force | 1,300,000 |
2016 | 8 | 特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール | 1,200,000 |
2017 | 9 | 認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン | 1,300,000 |
2018 | 10 | 公益社団法人オイスカ | 1,400,000 |
2019 | 11 | 認定NPO法人世界のこどもにワクチンを日本委員会 | 1,500,000 |
2020 | 12 | 認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ | 1,400,000 |
2021 | 13 | 認定NPO法人気候ネットワーク | 1,800,000 |
2022 | 14 | 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン | 2,000,000 |
従業員ボランティア休暇
ヒューリックグループは、様々な社会問題に対して当事者意識を持って社会貢献活動に取り組む従業員の支援と育成を目指し、「ボランティア休暇制度」を設けています。この制度は、社会貢献度の高い奉仕活動を行う従業員を支援するもので、連続20日の有給特別休暇を取得可能です(被災地ボランティアに関しては、20日以内であれば複数回取得可能)。さらに、ボランティア休暇の取得を促進するため、社会貢献活動の情報を提供するだけでなく、休暇取得者の活動内容や感想などを社内イントラネットを通じて全従業員に配信することで、関心を高めています。2024年は、従業員参加型ボランティア活動として、2009年から毎年継続している里山保全活動を引き続き実施し、ヒューリック、ヒューリック保険サービス、ヒューリックビルマネジメント、ヒューリックリートマネジメント、ヒューリックプロサーブのグループ各社に参加を呼びかけ、計24名の従業員およびその家族が参加しました。
里山保全活動の概要
目的 | 当社は東京に多くの物件を保有しているため、東京に残された貴重な自然環境を保護しようと考え、里山保全活動に参加 |
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概要 | 東京都環境局が主催する東京グリーンシップ・アクションに参加し、NPO法人横沢入タンボの会のご指導の下、あきる野市横沢入で田植え体験、里山保全活動への理解を深めるための自然観察活動を実施 |
実施日 | 2024年5月30日 |
参加人数 | 24名 |
被災地復興支援活動費用の一部補助制度
ヒューリックグループでは、東日本大震災を受けて、従業員の被災地復興支援のためのボランティア活動に参加する費用を上限6万円まで補助するという制度を設けました。この制度をきっかけに1人でも多くの人が被災地の状況を知り、関心を寄せるきっかけとなればと考えています。今後もボランティア活動の内容や感想、被災地の状況や復興支援ツアーについての情報などを社内イントラネットを通じて全従業員に発信するなどして、さらなる支援活動を促進していきます。
地域清掃活動
当社の本社がある中央区が主催している「まちかどクリーンデー」に参加して、月に一度、本社周辺の清掃活動を行い、清潔で快適な街づくりを進めています。また、この活動を通して、地域の方や従業員同士のコミュニケーションを促進しています。