人材マネジメント

基本的な考え方

人材の確保・育成や組織体制の整備など適切な人材戦略を構築し、活力のある生産性の高い組織づくりを目指します。

2023年度の実績

  • 従業員一人当たり経常利益(生産性の高さに関する実績):約6.0億円
  • 従業員一人当たり研修費用:145千円
  • 従業員一人当たり研修時間・総研修時間:9.6時間・2134.5時間
  • 平均年間給与:1,908万円
  • 新規資格取得者数(延べ):24
  • 経常利益(単体)を従業員数(単体)で除した数値

人的資本戦略

今後、労働人口が減少する日本において持続的に成長していくためには、限られた従業員数で高いパフォーマンスを発揮することが重要と考えます。当社は「一人ひとりがプロフェッショナルとして、高い品質の価値提供に努めること」を目標としています。
生産性の高い組織づくりのために、採用、人材育成に力を入れるとともに、多様なバックグランドやスキルをもった社員が活躍できる制度や環境整備に取り組んでいます。

少数精鋭のプロフェッショナル集団を構築するための取り組み

採用・人材育成方針

環境変化に柔軟に対応できる組織を目指して、多様な人材を採用しています。新卒採用は男女半数を目途としています。上司による定期的な面談(2回以上/年)と人事部による面談(1回以上/年)等を通じて、社員が主体的にキャリアビジョンを描く機会を提供しています。
研修については、入社1~3年目や職位に応じた必修型研修のほかに、各自のキャリアパスに応じて選択型研修やe-learning を提供し、大学院や外部企業への派遣制度も設けています。また、各種の資格取得支援も推進しており、一級建築士、不動産鑑定士、弁護士、公認会計士などの専門性をもつ社員が多く在籍しています。

人材育成制度概要

フリンジベネフィットの充実

当社は会社の成長に応じ、従業員を含めたステークホルダーの皆さまへの還元が大切であると考えています。これにより社員が心身ともに健康を維持し、自己研鑽できる環境を整え、更なる会社の成長に繋がっていくという好循環を生み出しています。

社内コミュニケーション促進/理念の共有

当社は、少数精鋭体制を維持しているため、従業員同士の距離、そして経営トップと従業員との距離が近く、社内コミュニケーションがとりやすいという特徴があります。具体的なコミュニケーションの方法は、下記の通りです。

  • 社長メッセージ
    毎月、社長から全従業員に向けて会社全体の動きやメッセージを発信することで、会社全体の動きや理念を共有しています。
  • トップセミナー
    月に2回、40歳以下の従業員を対象として、約8名のメンバーと、社長との懇親会を実施しています。
  • 社長アンケート
    年に2回、全従業員から社長へ直接意見できるアンケートを実施しています。
  • キャリア開発面談
    上司と従業員との面談を定期的に実施し、各従業員の目標や期待される役割の確認、実績の評価等を行います。
  • 目標管理制度
    社員の成長支援や公平で納得性の高い処遇の実現等を目的として、不動産部門・管理部門の全従業員は上司の助言のもとで半年毎に各自で目標の設定と振り返りを行い、達成度は賞与評価に反映します。継続して目標管理を実施することで、成長実感によるモチベーションの向上や、組織目標と個人目標の連携による業務効率向上に寄与しています。
  • 人事部による面談
    人事部によるヒアリングを実施し、キャリア形成の方向性等について各従業員と会社の双方が認識を深め、各従業員が主体性を持ってキャリア開発に取り組める体制を整えています。
  • 社内イントラネットによる情報提供を随時実施しています。

外部教育機関と協働した教育プログラムの提供

新入社員研修、部長代理研修の一部内容は人材開発・教育研修を専門とする企業と連携し、実施しています。また、社員の専門性強化のために、早稲田大学大学院をはじめとした社会人向けMBAコースへの派遣制度も設けています。

社内研修の受講者満足度の調査

当社では、研修内容の改善のために、研修受講者を対象にアンケート調査を実施しています。毎回、各研修終了後に、研修内容や講師満足度などに対する5点満点評価のほか、改善案についての意見を寄せてもらいます。また、集まった受講者の声を活かして研修内容の改善にも努めています。

インターンシップの実施

当社では、大学生・大学院生を対象に業界・仕事理解を目的としたインターンシップをヒューリック本社ビル(もしくはオンライン)にて実施しています。不動産業務の知識習得やプロジェクトについて検証していく中で「不動産デベロッパーの仕事」や「ヒューリックらしさ」を学べるプログラムとなっています。
2023年度は約126名の学生を受け入れました。

TOP