ダイバーシティの推進

基本的な考え方

多様性を積極的に活かした事業を行います。全ての従業員が能力を最大限に発揮できる職場環境づくりを目指します。

【2022年の実績】

  • 女性管理職比率:21.5
  • ダイバーシティ推進プロジェクトチーム主催の講演会回数:1
  • 障がい者雇用率:ヒューリック7.36%、ヒューリックグループ2.68
  • 」を付した項目は、統合報告書に記載されている値に対して独立した第三者機関による保証を受けています。

ダイバーシティ・トップメッセージ

当社は2008年の東証上場以来、連続して最高益を更新してまいりました。労働人口の減少が避けられない今、ヒューリックがこれからも着実な成長ストーリーを描き、実現していくためには、多様な人財が能力を最大限発揮することが不可欠であると考えています。そこで、ダイバーシティ&インクルージョンの考えから、男女区別なく業務に臨むことができるよう職系を総合職のみとし、新卒採用においてはほぼ男女半数の実績となっています。とはいえ、ライフイベントに伴い一定期間仕事から離れなければならない場面や復職をしても仕事と家庭の両立に悩む場面もあります。そうした悩みが障壁とならぬよう、当社では、事業所内保育所の設置やこども休暇などの制度整備に力を注いできました。引き続き、女性のキャリア形成に積極的に取り組むとともに、「女性管理職比率を2024年までに25%・2029年までに30%」とすることを掲げ、毎年そのために必要となる研修やフォローアップを強化してまいります。

雇用機会の限られる重度の障がい者の雇用にも力を入れています。ヒューリック荻窪ビルに専用の事業所スペース「ヒューリック杉並オフィス」を開設し、社員として様々な業務を行っています。
特に自立支援に重点を置き、9:15~16:15までしっかりと仕事に取り組む、業務の合間にパソコンの扱い方を学習する、本社ファミリー見学会に参加するなどしていただいています。私も毎年杉並オフィスを訪れ、オフィスの皆さんと意見交換をしています。
ヒューリック社員一丸となってこれらの取り組みを推進するためには、我々経営層が積極的に情報を発信していくことが欠かせないと考えています。月に1度『社長メッセージ』の配信や、半年に1度の『社長アンケート』の実施、定期的な社員との食事会を通じてダイバーシティ経営の重要性を伝えています。2010年に発足した社長直轄の「ダイバーシティ推進プロジェクトチーム」とも連携し、社内の意識を高めています。
これまでの取り組みで満足することなく、社員一丸となりダイバーシティ&インクルージョンを実現してまいります。

ダイバーシティ経営の推進

当社は、社員それぞれの能力・適正・個性に合わせた仕事を基本とし、一人ひとりが能力を最大限に発揮することにより、結果として少ない人員で付加価値の高い事業を営むことを目指しています。そのために、ダイバーシティに対する意識の浸透、制度の充実が不可欠であると考え、2010年から「ダイバーシティ推進プロジェクトチーム」を設置し、ワークライフバランス向上やキャリア開発等をテーマとして定期的に活動を続けています。加えて、本チームの責任者である社長とのミーティングを年1回実施し、社員が直接意見を伝える機会を設けています。2022年は、「ワークライフバランス」に関する議論等を行い、ダイバーシティ推進プロジェクトチーム主催の全社員向け講演会も開催しました。

女性活躍の推進

当社ではダイバーシティ経営を推進しており、性別を問わない機会の提供が不可欠であると考え、特に女性のキャリア開発に向けた取り組みを強化しています。
2010年からは「ダイバーシティ推進プロジェクトチーム」が定期的に活動を続けており、2016年には女性活躍推進法のえるぼし最高ランクを受賞しました。
また、当社では、女性が活躍できる企業を目指し、女性管理職比率に対する目標を掲げ、毎年、研修やフォローアップを強化しています。2022年度の女性管理職比率は21.5%となりました。なお、取締役・監査役に占める女性比率は30%の高水準となっています(2023年4月1日現在)。

女性活躍推進法に基づく行動計画(第3期)の策定

女性従業員が仕事と子育てを両立することができ、また様々な部署で能力発揮・キャリア形成ができるよう策定しました。

計画期間 2022年1月1日~2024年12月31日
定量目標
  • 目標1女性管理職比率25%以上とする
  • 目標2女性育休取得率100%とする*1
    男性育休取得率100%とする*2
取組内容
  • ● キャリア形成に対する意識醸成・スキル研修を行う
  • ● 両立支援制度を利用しやすい環境を整備、周知を行う
  • ● 管理職を対象とした、ダイバーシティマネジメントに関する意識啓発を実施
  • *1該当年に育休始期が到来した女性社員のうち、該当年内に育児休業を開始した女性社員の割合
  • *2該当年に子が1歳の誕生日を迎える男性社員のうち、該当年の前年から1歳の誕生日前日までの間に育児休業を開始した男性社員の割合

2016年度には「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言への賛同を行ったほか、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況等が優良な企業であるとして厚生労働大臣の認定(えるぼし)の最高ランクを取得しました。

多様な人材の雇用

当社では、日本経済団体連合会の「採用選考に関する企業の倫理憲章の共同宣言」に参加しており、倫理憲章の趣旨に則り、積極的に新卒採用を行っています。採用選考にあたっては、応募者の基本的人権を尊重し、人種や宗教、国籍に関係なく、また、男女の区別なく、応募者の適性・能力を基準に広く多様な人材の確保に努めています。2022年の新規採用者(新卒・中途合計)は男性17名、女性6名の計23名で、女性の占める割合は26.1%です。また、次世代育成支援施策を充実させ、女性従業員の登用も積極的に努めた結果、女性管理職比率は増加傾向にあり、2022年は21.5%となりました。

良好な労使関係の構築

当社は、「行動規範」やヒューリック人権方針においてすべての従業員に対して均等雇用や結社の自由、労働交渉権の保障に関わる人権を尊重することを明記しています。
また、適宜、上司と従業員との面談の実施や社員の意見を直接社長に伝える「社長アンケート」の実施など、良好な労使関係の構築に努めています。
「社長アンケート」には従業員から様々な意見・要望が寄せられ、本社に駐輪場が設置される等、より働きやすい職場環境の整備が進められています。

給与に関する取り組み

当社は、ヒューリック人権方針において、「最低賃金法ほか、各種現地法令に定められる最低賃金を上回る賃金の支払いを行う」こととしています。2022年の平均年間給与は19,042,394円(賞与および基準外賃金を含む)でした。これは、上場企業3,235社の2022年4月~2023年3月期決算の平均年間給与6,204,000円、同期の不動産業界の平均年間給与6,851,000円のどちらも大きく上回っています。このように、国内および業界の労働市場と比較して競争力のある、生活賃金を超える報酬を従業員に対して支給しています。

  • 東京商工リサーチ調べ

障がい者雇用の推進

当社は、重度の障がいのある方の雇用を推進しており、専用の事業所「ヒューリック杉並オフィス」を開設し、指導育成経験を有するスタッフとともに、主にダイレクトメールの発送などの業務を行っています。なお、2022年6月時点の障がい者雇用率は、グループベースで2.68%(単体ベースで7.36%)です

  • を付した指標は、統合報告書に記載されている値に対して独立した第三者機関による保証を受けています。
  • グループベースの対象範囲は、ヒューリック(株)及び障がい者雇用率制度で関係子会社特例の認定を受けた子会社です。
ヒューリック杉並オフィスの様子

高齢者雇用制度

当社は、高年齢者雇用安定法に基づき、継続雇用制度を導入しています。これは、定年に達した社員のうち、再雇用契約を希望する社員を65歳まで再雇用する制度です。再雇用者にも時差出勤や半日休暇の制度を導入し、ほぼ現役社員並みの休暇・出勤制度を利用できる環境を整備しています。豊富な知識、経験を持った社員と若手社員との交流により、様々な知識・ノウハウが継承されていくことを期待しています。
また、65歳~70歳までの間で意欲と能力のある社員にも活躍してもらうべく、継続雇用期限を70歳まで延長した特定嘱託制度を2021年に設立しました。

ジョブ・リターン制度

当社は、結婚、出産・育児、ご家族の介護等の事情でやむなく退職した従業員を、退職後5年以内は退職時の処遇条件で再び雇用する「ジョブ・リターン制度」を導入しています。この制度は、「次世代育成支援対策推進法」の目指す「仕事と子育ての両立」を支援し、専門知識・経験が豊富な人材の確保を目指しています。

ページトップへ