未利用エネルギーの有効活用

未利用エネルギー活用の取り組み

未利用エネルギーとは、建物や工場などから捨てられている熱や、河川、地下水、下水の温度差など、有効活用が可能であるにもかかわらず、利用されてこなかったエネルギーの総称です。当社は環境負荷の低減を目的としたエネルギーの有効活用として、開発プロジェクトの立地条件や用途・特性に応じて、先進的な未利用エネルギー活用に取り組んでいます。

事例1:ふふ河口湖の温泉廃熱利用設備

当社所有の高級旅館、ふふ河口湖では、かけ流し温泉として廃棄される温泉排水の熱を高効率のヒートポンプで回収し、施設の給湯の補助加熱源として利用する温泉廃熱利用システムを導入しました。導入の効果として給湯消費エネルギーの約30%が削減されました。本システムは、平成29年度と平成30年度の経済産業省の「地域の特性を活かした地産地消促進事業補助金」の交付を受けています。

ふふ河口湖

事例2:ヒューリック両国リバーセンターの河川水温度差利用空調システム

2020年に竣工した「ヒューリック両国リバーセンター」(PPP 事業)では、本施設の敷地に隣接する隅田川に着目し、河川水の温度差エネルギーを活用する空調システムを導入しました。本件は、その先進性が評価され、クールネット東京(東京都地球温暖化防止活動推進センター)の「地産地消型再生可能エネルギー導入拡大事業」となっています。この「河川水温度差エネルギー利用設備」は、専用のヒートポンプによって夏は外気より温度が低く、冬は温かい河川水から環境に影響がない範囲で熱をくみ上げ、あるいは放出することで施設内の空調を行うことにより、家庭用ルームエアコンのように外気と熱交換を行う空気熱源のヒートポンプと比較して、より少ないエネルギー消費で施設の空調を可能とします。本件では対象エリアの空調における年間のエネルギー消費量を約12%/年削減する試算です。

河川水利用空調システムのイメージ図

河川水利用ヒートポンプ
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